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1時間で分かるマーケティングの教科書

「事前にnoteを読んで来てくださいましたか⁉」>>「はい!」
凄い、予習率100%!30分前から続々と埋まる会場、はい、今日はみなさんお待ちかねMarketing Demo株式会社の石井賢介氏をゲストにお迎えしてマーケティングについて学びました。

「マーケティング」。誰もが一度は聞く用語ではあるものの、きっと十人十色、様々な解釈や捉え方があるのではないでしょうか。
このセミナーではまず、マーケティングの全体像をとらえた地図を共有し、同じ目線で議論できるベースを作っていきました。
マーケティング=Jobの発見とその解決に至る一連のプロセス
基本的な内容はnoteに譲りまして、ここではnoteをより深く理解するためにご紹介いただいたいくつかの事例から特に印象的だったものをご紹介します。

●真のJobの発見
(例1)
A店では、数軒先にあるB店とランチ弁当で競っている。
A店:「B店の方が賑わってるな、もっと値段を下げよう!」
ちょっと待って!「商品が売れてない理由は本当に値段ですか。」
>>レジに並ぶ人込み(会計時間の長さ)に対する不満かもしれませんよ!
みなさん、ぜひ自問自答してみてください!
(例2)
最近、人気の美容院、スタッフは元お笑い芸人!
店長:「お客さんが美容院のスタッフに求めるのはカット技術ではなく楽しい会話なんです。技術は教えることができますが、お笑いのセンスは(苦笑)」
さらに、元お笑いのスタッフは経営(売上)にも大きく貢献していることがあるんです!さて、何でしょう…正解は!
「シャンプーなどの物販の売上」でした。なるほど!そこが真の強み(POD)ですか!

でも、こうしたJobをお客さんに聞いても残念ながら答えにつながることは(ほぼ)ありません。
普段は直感で物事を決めているのに、理論的に考え「善意から嘘をつく」からです。十分にお気をつけください。

●購入率を上げる
売上を伸ばすのに大切なのは「認知度」と「購入率」、特に購入率=”そのブランドを知っている人の間で自社の商品を買ってもらえる人を増やす”ことが大切です。
サイコロをイメージしてください。このサイコロの目がプリファレンス(preference;好み・優先)です。
例えばビジネスマンのランチ、大体パターンって決まってませんか?石井さんの場合は中華屋の麻婆豆腐が4面/コンビニ弁当が1面/ラーメンが1面だそうです(笑)(振る回数が購入頻度です。)明らかに麻婆豆腐の勝ちですよね、笑。このサイコロの面を如何に奪うか、そこがマーケティングの出番です!

あっという間に講義は終わりラスト30分の質疑応答、皆さん、商売や事業の悩みを石井さんにぶつけます。
「難しいなぁ~(苦笑)」一流のマーケッターを唸らせた質問とその回答はコチラです!
この内容はきっと多くの方に通じるものだと思います、ぜひご一読ください。

Q コワーキングを始めたいと考えています。行動観察する対象者をどう決めればいいですか。
A まずターゲットには2つの考え方があります。「商売として成り立つ仕事」もう一つは「自分がやりたい(例:ママ支援)仕事」です。前者なら例えばフリーランス、企業に属するノマドワーカー、学生などが対象になるでしょうし、後者なら働くお母さんかもしれません。そして前者は機密性の高い文書を扱ったり電話を掛けたりすることも多いでしょうから、そうしたニーズに対応した仕様も検討材料です。もし今のターゲットが対価の支払いがあまり見込めない層であればビジネスとしては厳しいと考えます。
Q 歴史ある企業において、経営者層と若手の意見がぶつかるときの対処法はありますか。
A P&Gはその主張が筋の通ったものであれば基本的に認められてました。自分の主張を裏付ける根拠を探して、しっかりとした理論を構築する、又は消費者の興奮を経営者層と一緒に現場で味わうといったことを試してみてはいかがでしょうか。
Q 値付けに対するアドバイスが欲しい。
A 教科書的には「コスト+マージン」又は「市場価格参照」のパターンがあります。個人的には後者だと思いますが、この薄利多売型は大企業の戦略です。中小企業は1.5倍高い値段を付けても買ってもらえるような独自の価値を磨くべきだと考えます。
Q BtoBの商売をしています。帰ったらまず何から手を付ければいいでしょうか。
A 商流の中に困りごとはないか探します。購買担当者ではなくエンドユーザーが抱える困りごとには何か今までとは違った発見があるかもしれません。
Q BtoBとBtoCではマーケティングは異なりますか。
A 基本一緒です、BtoBの方がHowの広がりが狭いですね。
Q SNSによって(自分の商売の)認知度を上げるにはどうすればよいですか。
A まずどれほどの人に認知されたいかが先です。仮にそれが5人ならSNSによる拡散を狙うよりもイベントに参加して直接声をかけるほうが圧倒的にヒットする確率が高いです。
Q 布マスクを売りたいです。
A 試しに私にセールスしてみてください。参加者:「この布マスクはかっこいい!軽い!」。例えばですが、私が今しているドラックストアーで買ったこの不織布のマスク、特にダサいとも重いとも感じていないとしましょう、その場合、購買意欲が掻き立てられませんよね。もっとお客さんの”不”を探してみましょう。(例えば鼻炎が緩和するマスクなら買います!)

いかがでしたか、皆さんの商売を前に進めるヒントは見つかりましたでしょうか。
今日は石井さんにとっても有意義なご縁があった模様、きっとまたミライノ+にお越しくださると思います。その時今日の学びの実践内容をご報告できるよう、また明日から頑張っていきましょう!

まだ石井さんのnoteをお読みになったことがない方はぜひ一度ご覧ください。
『1時間で分かるP&G流マーケティングの教科書』で検索!
(チラシのQRを読み込むか、MarketingDemo社のHPからご覧ください。)

開催概要

テーマ1時間で分かるマーケティングの教科書
日時2020年10月03日(土) 15:00~17:00
場所東広島イノベーションラボ ミライノ+
定員25名
対象者最高峰のマーケティングスキルに触れたいあらゆる方【法人向け】
講師Marketing Demo株式会社
代表取締役
石井賢介
申込みについて

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

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