及川陽香OIKAWA HARUKA

PROJECT
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小学生への“伝える”力を学ぶー広島県立賀茂高等学校「総合的な探究の時間(GAP)」実践型講演の記録

円陣プレイヤーの及川陽香です。

2025年1月29日(金)、広島県立賀茂高等学校にて、「総合的な探究の時間(GAP)」の一環として、
高校生32名を対象に講演を実施しました。

今回は、小学生向けのイベントを企画・運営するために必要な視点や準備、
そして現場での対応力を身につけることを目的とし、実践的な内容で授業を構成しました。

■ イベント運営に必要な力を段階的に学ぶ

講演の前半では、イベント企画から実施に至るまでの流れを、実際の事例を交えて丁寧に解説。
高校生たちは、「どんな準備が必要か」「何に注意すべきか」といったポイントをメモを取りながら理解していました。

続いて、分かりやすく伝えるための工夫として、「簡単な言葉の選び方」や「ジェスチャーの活用方法」を紹介しました。

さらに、安全に進行するためのポイントや、役割分担の重要性についても取り上げ、実際の現場を想定した具体的な学びを深めました。

■ 実践で気づく伝えることの難しさとおもしろさ

後半は実践の時間。高校生たちはグループで模擬実験に取り組み、実際に「先生役」としてチャレンジしました。

事前に学んだことを意識しながら、子どもに伝える難しさや、想定外の場面への対応力などを肌で感じることができた様子でした。

■ 成果と見えた課題

今回の講演を通して、高校生たちは以下のような学びを得ました:

•イベントの流れと必要な準備の理解

•小学生に分かりやすく伝えるための工夫(言葉・ジェスチャー)

•模擬体験による実践力と課題への気づき

■ 今後に向けた改善と展望

今後の講演では、以下の点を強化していく予定です:

説明に具体性を加える:実際のエピソードや失敗例を交えてリアリティを持たせる

役割の明確化:「先生役」「サポート役」などの動きをより具体的に示す

ロールプレイの導入:実際の現場を模したシナリオで体験する時間を増やす

■ 探究の時間に広がる“実践力”の種

今回の講演は、高校生にとって、知識を学ぶだけでなく、「やってみる」ことの大切さを実感する貴重な機会となりました。

高校生たちは、自分自身が子どもにとっての“伝え手”であることを自覚し、よりよいイベントづくりへの意欲を高めていました。

今後も、こうした実践的な探究の場を通じて、生徒の成長とキャリア形成を後押ししていきます。

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